簡単解説!7分で読める!失業保険の意味・手続きの流れガイド
はじめに
こんにちは!
このページでは失業保険について、大きく分けて2つの事について書いています!
①失業保険とは何か??
②失業保険の手続きの仕方
です!
このページの特徴は失業保険をとりあえず全体像をおおまかにでも理解したい!
という失業保険知識0の方に「わかりやすく・簡単に」まとめた記事です!
また失業保険の申請のやり方もご説明いたします。
そのため、初心者からしたら頭が痛くなるような専門用語や細かい情報は省いていますので、
失業保険を「完璧に理解したい!!」という強者には違うページで失業保険について記事を作成いたしますので
そちらをご覧ください。
ここでは必要最低限の説明をして、失業保険とはどんな保険か申請の流れを把握できればいいなあと思い作成しました。
Q失業保険って何??
「働いていた人が何らかの理由で会社を辞め、
再就職するまでの一定期間・毎月お金を一定額支給してもらえる保険」
です。
正確には「雇用保険の失業給付」といいます。
上記で「一定の期間」・「一定額」と書いてあるのは、辞めた会社の勤務期間(前の会社で何年間働いたか)、
貰っていた給料金額(前の会社で支給された給料の値段)によって人それぞれ金額がかわります。
みな均等な金額支給されるわけではありません。
Q 失業保険を受け取る事ができる条件は?
誰でも失業保険を受け取れるとは限りません。
以下の条件を満たしている方が受け取ることができます。
① 積極的に就職しようとする意志があること
② いつでも就職できる能力があること
③ 積極的に仕事を探しているにも関わらず現在職業に就いていないこと
意外と抽象的な定義でわかりにくいと思います(笑)①~③について詳しく説明すると
① 積極的に就職しようとする意志がある事
これはハローワークや国が主催する「就活セミナー・またハローワークから紹介された会社に面接に受けにいく」など
毎月「就職するために私は就活をしています!」
という行動を示さないといけません。
上では「意志」がある。
と書いてありますが、実際言葉で「自分就職する気はあります!」とアピールしても認められません。
実際に就活セミナーに参加し、参加した証拠(セミナーの参加証やパンフレット等)をハローワークに提出したり、
面接に受けにいき、初めて
「就職しようとする意志がある」と認められます。
② いつでも就職できる能力があること
これは
明日からあなたはすぐ就職活動ができる状態ですか?
という事を聞かれています。
例えば、
「すいません!実は明日から1ケ月腕の骨が折れているので入院しないといけないんです!汗」
こういう人は明日からすぐ就活をすることができないので②を満たしていないので、
失業保険を受け取る事ができません。(※厳密には病気やケガの状況しだいで、受給期間を延長することができ、受け取る事ができる場合があります。)
以下に②を満たさない理由として
①病気やケガですぐに就職することができない
②妊娠、出産、育児などにより、すぐに就職することができない
③親族の看護などですぐに就職することができない
④定年などにより離職してしばらくの間休養する
⑤結婚して家事に専念し、就職を希望しない
⑥家事手伝いや農業、商業など家事に従事し、就職する事ができない
⑦自営業(準備期間も含む)をしている。(※収入が無くても該当する)
⑧会社などの役員に就任している
⑨就職(バイト・パート・正社員等)している
⑩学業に専念する
があげられます。
(①~④は受給期間を延長できることがあります。)
③ 積極的に仕事を探しているにも関わらず、現在職業についていないこと
これは①を行っている状況で就職していないという事を表しています。
言葉の通りです!
Q 失業保険を受け取る流れを知りたい!
以下に受給手続きの流れを示します!
これが一連の流れになります。
それぞれの流れについて説明します。
①離職
離職したときに、その辞めた会社から「離職票」・「雇用保険被保険証」をもらいます。(基本的に会社を辞めるともらえる書類です)
これが無いと失業保険を受け取ることができません。忘れず受け取りましょう!
離職票は①離職票―1、②離職票―②の2種類が送られてきます。これをハローワークにもっていきます。
失業手当を受けるために必要な書類は、、
①離職票―1、 離職票―2(会社から送られてくる)
②雇用保険被保険者証(会社から送られてくる)
③身元証明書(パスポート、運転免許証など)
④印鑑
⑤証明書2枚(直近3ケ月以内 縦3cm, 横2.5cm程度)
⑥本人名義の銀行預金通帳(ゆうちょ銀行)
これがそろいましたらハローワークに向かいましょう!
②求職申込と受給資格の決定
ハローワークの受付で「失業保険の手続きをしたいです!」と伝えれば担当の方から上記書類の提出を求められます。
書類を提出した後は各ハローワークにより対応の仕方が違うかもしれませんが、だいたい
失業保険を受け取る条件を満たしているか確認の質問をされると思います。
例えば
「現在どこかで働いていますか??」
「いますぐ就職活動する事ができますか??」
のような事を聞かれます。
上記で書いた失業保険を受け取るための条件をみたす方向に答えていけば大丈夫です!
書類とこの質問のやりとりで、受給資格があるか決定されます。
ここで受給資格があると認定されれば、雇用保険説明会の案内があります
③雇用保険説明会
ここで雇用保険の受給に関するお話しが行われます。
私の地域ではハローワークの別室の会議室で説明会がありました。
説明会の時間は2時間半くらいでした。
説明時間、、、、ながっ、、、汗
って思いましたが、
まじめに話を聞いていれば意外と早く終わると思います(笑)
頑張ってきてください!笑
この説明会で「雇用保険受給資格証」と「失業認定申告者」が渡され、それを記入して受給手続き完了となります。
④待機満了
ハローワークで手続きをしたら
すぐお金がもらえるという訳ではありません。
手続き日から通算7日間はどんな人でも失業保険を受給することができません。
みんな7日間待たないといけません。そのため待機期間ともいいます。
なんで7日間待つのかと言うと、国が完全失業者であることを確認するためです。
しかしこの7日間とは連続7日間ではないので、日雇い労働などをしても大丈夫です。失業期間がトータル
7日間あれば大丈夫です!
⑤給付制限
さあ!
7日間待機満了も終わったし!
お金がもらえる!
っと思うかもしれませんが、実は人によってはまだもらえない場合もあります。
その違いは会社を辞めた理由によります。
会社を辞めた理由が
①会社事情
②自己都合
かで変わってきます。
①の人は待機満了が終わり次第、基本給の支払いがスタートします!
しかし②の都合で会社を辞めた人は待機満了期間が終わってから、さらに
3ケ月
待たなければないません。
3ケ月、、!?、、、、ながっ汗
って思いますよね!
大丈夫!3ケ月なんて意外とすぐ!!
っと思いますが、
すいません。実は私は3ケ月も給付金もらえないのは長すぎて
ギブアップしてしまいました!笑
すいません。
でも
待てる人は3ケ月待てばお金は支給されますので!
ちなみに自分が会社理由で辞めたか、自己都合で辞めたか
わからない人は離職票―②に記載されていますので、そこで確認してみてください!
最後に
失業保険の意味と手続きの大まかな流れを説明いたしました。
なんとなくわかった!というお言葉が聴けたら幸いです。
もし「まだよくわからない」という方や「もう少し詳しく知りたいな、、」という方には
「失業保険の徹底解説」というページを作成いたします。
そちらをご覧下さい!